ROBLOX(ロブロックス)では、ほかの人が作ったゲームで遊ぶだけでなく、自分でオリジナルのゲームを作ることもできます。
「自分でもROBLOXのゲームを作ってみたい!」と思ったときに気になるのが、プログラミングではないでしょうか。
ゲーム制作というと難しそうに感じるかもしれませんが、最初から難しいプログラムを覚える必要はありません。ROBLOXでゲームを作りながら、少しずつプログラミングの基本を身につけていけば大丈夫です。
ROBLOXのゲーム制作では「Luau(ルーア)」というプログラミング言語が使われています。Luauを使えるようになると、キャラクターやアイテムに動きをつけたり、「敵に触れたらダメージを受ける」「コインを集めたらスコアが増える」といったゲームらしい仕組みを作れるようになります。
この記事では、ROBLOXでゲームを作ってみたい中学生などのプログラミング初心者に向けて、最初に知っておきたいLuauの基本を紹介します。
ROBLOXでゲームを作るにはプログラミングが必要?

ROBLOXでは、ゲームのステージや建物、アイテムなどを配置するだけでも、ある程度ゲームらしいものを作ることができます。
しかし、「キャラクターが特定の場所に来たらイベントを発生させる」「ボタンを押したらドアが開く」「敵に触れたらHPが減る」といった複雑な動きを作るには、プログラミングが役立ちます。
ROBLOXのゲーム制作では「ROBLOX Studio」という制作環境を使い、そこにプログラムを書いてゲームの仕組みを追加していきます。
例えば、次のようなゲームの仕組みを考えてみましょう。
- コインを取るとスコアが1増える
- 敵に触れるとHPが減る
- 鍵を持っているとドアを開けられる
- 制限時間が0になるとゲームオーバーになる
- ゴールに到着するとゲームクリアになる
こうした「ゲームのルールや仕組み」をコンピューターに伝えるのがプログラミングです。
そのため、ROBLOXで簡単なゲームを作るだけなら、必ずしも最初から高度なプログラミングを覚える必要はありません。
まずは「コンピューターに命令を出す」というプログラミングの基本的な考え方を理解し、簡単なコードを書いて動かしてみるところから始めるとよいでしょう。
ROBLOXのゲーム制作で使う「Luau」とは?

Luauは、ROBLOXのゲーム制作で使われているプログラミング言語です。
プログラミング言語というと難しく感じるかもしれませんが、簡単にいえばコンピューターにゲーム内でやってほしいことを伝えるための言葉です。
例えば、Luauでは次のようなコードを書くことができます。
print("Hello Roblox!")
「print」は、指定した文字などを表示するための命令です。
このコードを実行すると、「Hello Roblox!」という文字を表示できます。
もちろん、実際のゲーム制作ではもっと複雑なコードを書くことになります。しかし、最初からすべてを理解する必要はありません。
まずは、
「このコードを書くと、ROBLOXの中でこういう動きが起こる」
という感覚を身につけることが大切です。
Luauを使えるようになると、ゲーム内のオブジェクトを操作したり、プレイヤーの状態を管理したり、特定の条件でイベントを発生させたりできます。
「ゲームを作るための道具の一つ」と考えると、プログラミング初心者でも理解しやすいでしょう。
ROBLOXのプログラミングを始める前に覚えたいこと
Luauの勉強を始める前に、まず覚えておきたいのが「プログラムはコンピューターへの指示」という考え方です。
例えば、「ゲームの中にあるコインを取ったらスコアを増やす」という仕組みを作る場合、コンピューターに次のような指示を出す必要があります。
① プレイヤーがコインに触れたか確認する
② コインに触れたらスコアを増やす
③ コインを消す
このように、人間なら簡単に理解できることでも、コンピューターには一つずつ具体的に指示する必要があります。
この考え方はプログラミングを学ぶうえで非常に重要です。
変数を覚えよう
最初に覚えておきたい基本の一つが「変数」です。
変数とは、数字や文字などの情報を入れておくためのものです。
local score = 0
この場合、「score」という変数に「0」という数字を入れています。
変数は、ゲームの中でさまざまな情報を管理するために使います。
例えば、
- プレイヤーのスコア
- HP
- 所持コイン数
- 残り時間
- プレイヤーのレベル
などです。
「変数=情報を入れておく箱」と考えると分かりやすいでしょう。
条件分岐「if」を覚えよう
次に覚えたいのが「if」です。
ifを使うと、「もし○○なら△△する」という条件をプログラムに設定できます。
例えば、
if score >= 100 then print("ゲームクリア!") end
これは簡単にいうと、「スコアが100以上なら『ゲームクリア!』と表示する」という処理です。
ゲームでは、
「HPが0になったらゲームオーバー」
「鍵を持っていたらドアを開ける」
「コインを10枚集めたらステージクリア」
など、さまざまな場面で条件分岐を利用します。
プログラミングを始めるなら、まずは「変数」と「if」の2つを理解しておくとよいでしょう。
Luauの繰り返し処理を覚えよう
ゲームを作っていると、「同じ処理を何度も繰り返したい」という場面が出てきます。
例えば、敵を10体出現させたいとします。
同じようなコードを10回書くこともできますが、それではコードが長くなってしまいます。
そこで使えるのが「繰り返し処理」です。
Luauでは「for」などを使って、同じ処理を繰り返すことができます。
for i = 1, 10 do print(i) end
この例では、処理を10回繰り返しています。
繰り返し処理は、
- 敵をたくさん出現させる
- アイテムを複数配置する
- 数字を順番に表示する
- プレイヤー全員を処理する
など、ゲーム制作でもさまざまな場面で利用できます。
最初はコードの細かな仕組みをすべて覚える必要はありません。
「同じ処理を何度も行いたいときに使う」
ということを理解しておきましょう。
Luauの関数を覚えよう
次に覚えたいのが「関数」です。
関数は、複数の命令をひとまとめにして、必要なときに呼び出せるようにする仕組みです。
例えば、「ゲームクリアしたときに行う処理」をまとめておけば、必要な場所からその処理を呼び出せます。
local function gameClear() print("ゲームクリア!") end
このコードでは、「gameClear」という名前の関数を作っています。
関数を使うことで、同じようなプログラムを何度も書かずに済むようになります。
ゲーム制作では、
- ゲームクリアの処理
- ゲームオーバーの処理
- プレイヤーのHPを減らす処理
- アイテムを取得する処理
- 敵を出現させる処理
などを関数としてまとめることができます。
最初は「関数」という言葉に難しさを感じるかもしれません。
しかし、
「よく使う処理をひとまとめにして、いつでも使えるようにするもの」
と考えれば大丈夫です。
プログラムが長くなってくると関数の重要性が分かってくるので、簡単なゲームを作りながら少しずつ使い方を覚えていきましょう。
ROBLOXのゲーム制作で覚えたいプログラミング基礎まとめ
ROBLOXでゲームを作る場合、最初から難しいプログラミングをすべて覚える必要はありません。
まずは、ゲーム制作でよく使う基本的な考え方から身につけていくことが大切です。
| 学習する内容 | 簡単にいうと | ゲームでの使用例 |
|---|---|---|
| 命令・コード | コンピューターへの指示 | オブジェクトを動かす |
| 変数 | 情報を入れておく箱 | HPやスコアを管理する |
| 条件分岐(if) | 「もし○○なら」と判断する | HPが0ならゲームオーバー |
| 繰り返し | 同じ処理を何度も行う | 敵を複数出現させる |
| 関数 | 処理をひとまとめにする | ゲームクリア処理など |
このほかにも、ROBLOXのゲーム制作ではイベントやテーブルなど、覚えていくと便利な仕組みがたくさんあります。
ただし、最初からすべてを覚えようとすると難しく感じてしまうかもしれません。
まずは「変数」「if」「繰り返し」「関数」といった基本を勉強し、実際にROBLOXで簡単なゲームを作ってみるのがおすすめです。
例えば、「コインを取ったらスコアが増える」「敵に触れたらHPが減る」といった小さな仕組みから作ってみましょう。
プログラムを書いて、実際にゲームの中で動かしてみることで、教科書だけで勉強するよりもプログラミングの仕組みを理解しやすくなります。
「自分で作ったコードでゲームが動いた!」という経験を積み重ねながら、少しずつできることを増やしていきましょう。
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