4月から年長になる息子にも何か習い事を…というわけで、レゴ®などモノづくりが大好きな我が子にピッタリということで、レゴ®スクールの体験レッスンに参加してきました。
参加してきたのは奈良県にある高の原スクール。レゴ®スクールの教室数はそこまで多くありませんが、北海道から沖縄まで様々なエリアに教室があります。
レゴ®スクールの特徴は、普段遊び慣れているレゴ®ブロックを使って構造物やロボットを作って、創造力や組み合わせ、バランスなどモノづくりに必要な力や動かすためのプログラミング的思考を楽しみながら身につけることができること。
レゴ®を用いてプログラミングが学べる教室は他にもありますが、レゴ社認定のインストラクターから学べるなどの魅力もあるため、気になっている人は多いのではないでしょうか?
本ページでは、レゴ®スクールの体験レッスンまでの流れやレッスン内容、子どもの反応についてご紹介します。
レゴ®スクールの体験レッスンについて
レゴスクールは3歳(年少クラス)から受講することができるプログラミング教室ですが、教材費や月謝などそれなりに高額になるので、いきなり申し込むのは勇気がいるものです。
特に「子どもが教室で勉強してくれるか」「他の子どもたちと上手くコミュニケーションをとれるか」「プログラミング学習に興味を持ってもらえるか」など不安要素はたくさんあるはず。
レゴ®スクールの体験レッスンは、体験レッスン会や通常レッスンに加わって、実際に教室で先生と他の子どもたちと一緒になって通常⾏われているカリキュラムでレッスンを体験することができます。
教室の雰囲気や子どもの反応を確認することができるので、レゴ®スクールの受講に不安を感じる方は、まず体験レッスンに参加することをおすすめします。
なお、レゴ®スクールは教室に通ってレッスンを受けるため、体験レッスンもオフラインでの参加となります。
レゴ®スクールの体験レッスンの料金
無料体験レッスンを受け付けているプログラミング教室もありますが、レゴ®スクールの体験レッスンは有料となります。
筆者の場合、5歳の新年長クラスの体験レッスンの料金は3,900円(税込)でした。
体験レッスンの料金は、事前に銀行振込でお支払いします。
年齢や教室によって料金は異なる場合はあるかもしれませんが、だいたいこれくらいの価格で参加できるはずです。
レゴ®スクールの体験レッスン時間
レゴ®スクールの体験レッスン時間は約50分間でした。
体験レッスンは、筆者のようにワンデートライアルレッスンに参加するケースと、実際に行われているレッスンに参加するケースがありますが、どちらも約50分間となりそうです。
ただし、8、9歳のコースはレッスン時間が90分になるので、体験レッスンの時間は異なるかもしれません。
体験レッスンに申し込むと日時や時間などの案内があるはずなので、よく確認しておきましょう。
申し込む前にお近くのレゴ®スクールにお問い合わせしてみるのも良いでしょう。
レゴ®スクールの体験レッスンは少人数制
今回、息子が参加したワンデートライアルレッスンは、定員は5名くらいと事前に伝えられていました。
通常のレッスンも5~8名の少人数制なので、体験レッスンも同じく少人数制で行われているようです。
コロナ禍ということもあり、少人数制のほうが安心して受講できますね。
ちなみに、他の子が参加できなくなったということで、体験レッスンの参加者は息子1人だけでした。
マンツーマンなので、子どもはのびのびと楽しそうでしたが、体験レッスンの場合は実際のレッスンに近い、他の子どもが参加している状況のほうが良いと感じました。
実際のレッスンに混ざって体験することもできるので、より実際のレッスンに近い環境で体験したい方はそのような形での参加が良いかもしれません。
体験レッスンで必要なもの
筆者の場合、体験レッスンで必要なものは特にありませんでした。
コロナ過ということもあり、マスクを着用する必要はありましたが、必要なものといえばそれくらいです。
また、教室に入る前に検温と手洗い・消毒は必要で、感染症対策はしっかりやられている印象でした。
レゴ®スクールの体験レッスンの申し込み方法からレッスンまでの流れ
筆者の場合、レゴ®スクールの体験レッスンの申し込み方法からレッスンまでは以下の流れでした。
①レゴ®スクール公式またはお近くの教室のサイトから体験レッスンのお申し込み手続きを行う。
②体験レッスンの日時の確定
③体験レッスンの料金の振り込み
④レッスン当日、教室に行って体験レッスン開始
詳しく見ていきます。
お申し込み
体験レッスンのお申し込みはレゴ®スクールの公式サイトや、スクール運営会社の公式サイトから申し込みできます。
筆者の場合、レゴ®スクールの公式サイトから体験レッスンのお申し込みしましたが、教室を運営する会社から連絡があり、運営会社の公式サイトから体験レッスンのお申し込みするように案内されたので、最初からスクール運営会社のサイトでお申し込みしたほうが手間がかからないかもしれません。
申し込む教室によって異なると思いますが、子どもと保護者の名前や性別、学年、住所、電話番号、メールアドレス、受講希望講座など入力して送信すれば申し込みは完了です。
体験レッスン日時の確定
申込完了後、スクール側から電話やメールなどで受講日時に関する連絡があり、体験レッスン日時が確定します。
何かわからないことがあれば質問しておきましょう。
体験レッスンの料金の振り込み
体験レッスンの料金は受講前に銀行振込でお支払いします。
教室によってお支払い方法は異なる場合があるかもしれません。
体験レッスン開始
体験レッスン当日、教室へ行き受付を行います。レッスン開始10分前までに教室に行くと良いでしょう。
受付が終われば、子どもは教室へ行きレッスンを受けます。
保護者はその様子を外から見ることもできます。
また、レッスン中にレゴ®スクールについての説明や質問ができるので、わからないことがあれば色々と質問してみましょう。
以上が、体験レッスンの申し込みから受講までの流れでした。
レゴ®スクールの体験レッスンでやったこと
今回の新年長クラスの体験では「スピニング・サリー」というテーマで、数を数えたり、確率について考えるレッスンでした。
ブロックで作られた鳥の「サリー」をルーレットのように回して、数字が書かれた大きさが異なる枠内に止まった分だけ、ブロックを積み上げてタワーを作り、最終的に自分がどれだけブロックをゲットしたか数えます。
また、それぞれの数字が出た回数を記入していくため、なぜ枠が広い数字が多く出るかについて考えます。
次に、獲得したブロックでオリジナルの動物を自由に作り、名前をつけます。
そして基礎板の上に作った動物を乗せ、他のブロックを使って自由に家を作っていきます。
お家ができたら、机に戻り、自分が作った動物の絵を書きます。
最後に子どもが作った動物を使ってルーレットを回して、出た数字の分だけブロックを積み上げるゲームを先生と家族みんなで体験して、ゲームが終わると子どもと先生でお片付けをして体験レッスンは終了となります。
以上が今回の体験レッスンの内容でした。
レゴ®スクールの体験レッスンに参加した子どもの反応
レゴ®スクールの体験レッスン中の子どもの反応や、レッスンが終了後の子どもの感想などについてまとめています。
遊び感覚で楽しく学べていた
大好きなレゴを使ったゲーム感覚で楽しめるレッスンでは、子どもは生き生きしていました。
あまり好きでない習い事は子どもも大変になってきますが、レゴのように楽しみながら学べる習い事なら長く続けられそうと感じました。
先生と1対1のレッスンだったので楽しそうでしたが、他の子どもがいる状況だとどうなっていたか知りたかったという点はありますが、終始ニコニコしながらレッスンを受けていました。
レゴ®スクールのレッスンの中では、自分の制作物を保護者の前で発表する機会もあるようで、そういった場で子どもがどう発表するのかなどはちょっと気になりました。
「レゴ®スクールにまた行きたい」と言っていた
体験レッスンが終了し、帰宅する途中に「レゴスクールどうだった?」と聞くと、「また行きたい!」と予想通りの答えがかえってきました。
レゴで消防車や建物を作るのが好きな子ですが、教室で色んなものを作りたいとも言っていました。
体験レッスンの子どもの反応はかなり良かったです。
レゴが好きな子は、みんなこのような反応になるかもしれませんね。
レゴ®スクールの体験レッスンを見学した親の感想
教材費は必要ですし、月謝もそれなりにします。子どもは楽しそうでしたが、高い料金を支払うので親の目線ではシビアになりますよね。
そこで下記では、レゴ®スクールの体験レッスンを見学した親の率直な感想をまとめています。
子どもに考えさせることを重視していると感じた
レゴ®スクールの先生は「何でだと思う?」と、子どもに考えさせる場面が多かったです。
子どもなりに自分で考え、誰かに言葉にして伝えるというのを意識したレッスン内容に感じました。
日常生活では「これは、こうだよ」と、子どもが考える前に親が伝えてしまうことも多いですが、「なぜそうなるのか?」をしっかりと考えさせて、子どもが理解しやすい環境がありそうだと感じました。
自由に作らせることも多く、創造力が身につきそう
レゴ®は自分のアイデア次第で色々なものを作れるブロックです。レゴ®スクールでも、テーマはありますが、テーマに沿って自由に作ることもできるようです。
体験レッスンでも自分の好きなように作る場面もありましたので、創造力が身につきそうです。
何より子どもが楽しそう
レゴが好きな子なら楽しみながら学べるのがレゴ®スクールの魅力ですよね。
楽しいから率先して学びますし、教わったことはどんどん吸収していくと思います。
学習すればアイデアも広がり、さらに色々なものを作りながらプログラミング的思考を育てていければと感じています。
教材費の負担は大きい
新年長クラスでは「ワールドコーディング1指定教材」とワークブックを購入しなければなりません。
価格はワールドコーディング1指定教材が39,820円(税込)と高め。
さらにワークブックの費用として5,500円(税込)も必要となります。
公式サイトによれば、ワールドコーディング1指定教材は、小学2年生クラスの「ヤングエンジニア」でも使用するので、3年間は使うことができますが、「ヤングエンジニア」では、また別の教材が必要となってきます。
しかも、教材はほぼ自宅用となります。
みんなで発表するなど場面では自分の教材を使う場面もあるようですが、普段のレッスンは教室にある教材を使うため、主に自宅で勉強するための教材ということになります。
教材を家に置いておくことで、教室でも自宅でも学べるメリットはあるものの、自宅では違う勉強に時間を使いたいという場合は使う頻度は少なくなるはず。
ただし、教材の購入は必須のプログラミング教室も多いので、レゴ®スクールが特別高いというわけではないと思います。
さいごに
教材費など負担は大きく感じる部分もありますが、プログラミングのスキルは今後も重要だと思いますし、エンジニアにならなくても集中力や創造力、問題解決能力、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力が育てられれば良いと思っていますので、今後も色々な体験をさせてあげたいと思っています。
ゲームを作りながらプログラミングを勉強することもできますが、レゴの良いところは自由にロボットや動物を作って、さらにプログラミングで動きを付けることができるところ。
アイデア次第で色々なものが作れるので、モノづくりが好きな子にはおすすめですよ。
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